【スノーボート】グラトリのすすめ ~おすすめの板・ビンディング・ブーツ~

グラトリ好きに向けた板の紹介。ボードの進化は目覚ましく、デザインだけで決めてしまうのはもったいない。本ブログでは特に板の性能が影響するグラトリ向けに、ボード・ビンディング・ブーツの特徴や最適な組合せを気ままに紹介する。

グラトリにおすすめのボード 選び方

グラトリを始める時、より高いレベルを目指して板の買い替えをする時、おすすめのレベルやスタイルに合ったボードを選択することはとても重要だ。しかし、気をつけなければならないのは、ボードを選ぶ時にビンディングやブーツとの組み合わせも重要となることだ。

例えば硬いボードに追従性の高いビンディング(Burtonのre:flexのようなボードのしなりに追従する機能を持ったもの)を組み合わせてもボードが曲がらなければせっかくの機能も意味をなさない。逆に柔らかいボードに硬いブーツも相性が悪い。柔らかいボードは反発を引き出すのに十分に曲げなければならず、そのためには体勢を傾けなければならず、硬いブーツだと体が動かしにくくバランスを取りにくい。

そのため、ボード、ビンディング、ブーツのバランスをとることも非常に重要なのだ。

各アイテムがどのような組み合わせで使われているかもしっかり確認しながら検討してほしい。

 

 

 

 

グラトリにおすすめの板 柔らかい板特集

グラトリ初心者から初中級のボーダー、地形好きジブ好きで雪山を遊びつくしたいボーダーにはぜひおすすめの柔らかい板を紹介する。

なぜ柔らかい板がグラトリ初心者におすすめなのか。グラトリの初歩は板を曲げることだ。曲げやすいということは板の使い方が多少わからなくても無理やり曲げて板の反発を使うことができるため感覚をつかみやすい。

板を選ぶポイントは柔らかさプラスアルファだ。プラスアルファとは、軽さ、形状、そして反発だ。特に反発は柔らかさとは相反する特性であり、各メーカーが技術を駆使して柔らかく且つ反発のある板を開発してきた。最近では柔らかく軽く且つ反発のある板は多く存在するため、コストも含めバランスを考えて選んでいきたい。

 

1位 【2019-2020 RICE28 ライス28 GTS ジーティーエス

柔らかさ:★★★★☆

軽さ  :★★★★★

反発  :★★★☆☆

コスト :★☆☆☆☆

形状  :キャンバー

とにかく柔らかくしなりがあり扱いやすい、それが初めて使ったときの感想だ。フラグシップモデルのRT7を超える軽さと柔らかさでまさにグラトリに特化させたGTS(Ground Trick Style)の名をまさに体現している板だ。2020モデルより内部に搭載しているガラスファイバーをより反発の高いカーボンに変更したことで反発が向上しオーリー、ノーリーを使った高回転系のスピントリックも難なくこなせるようになった。初心者の頃出会っていたらどれほど成長が早かっただろうと思わせる素晴らしい板だ。

試乗会でも評価が高かったため決断が遅れると一年待ちになるので注意したい。

 

 

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2位 【2019-2020 FNTC  エフエヌティーシー  TNT  ティーエヌティー

柔らかさ:★★★★☆

軽さ  :★★★☆☆

反発  :★★☆☆☆

コスト :★★★★☆

形状  :ダブルキャンバー

レイトプロジェクトの瀧澤憲一が愛用する板で、とにかく柔らかく、しなりもあるためプレスからオーリーまで幅広いトリックに対応する。プレスのしやすいダブルキャンバー形状のため、特に板の曲げ方に慣れていない初心者がコツをつかむのに非常に適した板だ。地形やジブにも使えるため、雪山を遊びつくしたいボーダーにもおすすめだ。人気の板であることは間違いないため、気になったら早々にチェックすべきだ。

 


 

 

3位 【2018-2019 November ノベンバー D Four ディーフォー】

柔らかさ:★★★★☆

軽さ  :★★★★☆

反発  :★★★☆☆

コスト :★☆☆☆☆

形状  :キャンバー

Novemberのラインナップのうち最も柔らかいフレックスを持ち、それでいて反発とフリーランの性能を捨てないキャンバー形状を一貫して実現してきた伝統ある板がこのD Fourだ。

キャンバー形状であることでこれからフリーランも含めグラトリを基礎から学びたい初中級者から、ソフトフレックス好きの中上級者までこの板がベストな選択肢になるケースは多いだろう。ロッカーに物足りなさを感じてキャンバーに戻る、なんて時にもD Fourはうってつけだ。

 

 

 

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グラトリにおすすめのビンディング 【Burton バートン MALAVITAマラビータ】

硬さ   :★★★★☆

軽さ   :★★★★☆

レスポンス:★★★☆☆

柔軟性  :★★★★☆

 

カーテルに続き、グラトリにおすすめなモデル。

フレームはグラスファイバーを少なくし、カーテルに比べレスポンスは穏やかとなっている。ハイバックも柔らかい設計となっており足回りの自由度はかなり高めだ。特に余分な力をいなしてくれる設計となっているためぎりぎりのところで踏ん張ってくれる感覚はまさにマラビータ特有のものだ。

ブーツをサイドまで包み込む形状はいざという時のレスポンスを高めてくれる。ブーツの斜度をレスポンスに変えることで、クイックな力を板に伝えるバイパスの役割を果たしている。マーク・マクモリスも愛用することからも性能の高さは疑う余地はない。もちろん、ヒールハンモック・非対称ハンモックストラップ・スーパーグリップキャップストラップなど最新技術もふんだんに盛り込まれている。

クイックすぎるレスポンスより少し遊びがほしい、もしくはジブや地形を重要視するならカーテルよりマラビータがおすすめだ。

 


 



【板選びの重要性】 グラトリにおすすめの板の選び方(初級・中級・上級) 板の硬さ・板の形状

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グラトリにおすすめの板 【2019-2020 K2 ケーツー WWW ダブリューダブリューダブリュー】

グラトリ  ★★★★☆

パーク   ★★★★★

フリーラン ★★★☆☆

 

グラトリ板として歴史の長いWWW。K2の中でもグラトリ・ジブに特化したシリーズでラインナップに加わった当初は、ソフトフレックスと扱いやすいロッカー形状で多くのユーザーを獲得した。

現在では長い開発の道を経て今年はツインキャンバー形状で登場だ。ソフトフレックスで扱いやすく、且つツインキャンバーの反発、走行性を兼ね備えた設計となっている。

ノーズ・テールの浮き上がりを小さくした設計は、曲率を緩くし設置面積を増やすことでバタートリックをやりやすくし、かつ引っ掛かりも少なくなる狙いがある。そのためジブにも適した性能を持っている。

コストパフォーマンスも高く、エントリーボードにはもってこいの板だ。

 

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【板選びの重要性】 グラトリにおすすめの板の選び方(初級・中級・上級) 板の硬さ・板の形状

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グラトリにおすすめの板 【2019-2020 BURTON バートン CUSTOM TWIN カスタム ツイン】

グラトリ  ★★★☆☆

パーク   ★★★★☆

フリーラン ★★★★☆

 

ボード界No1のBurtonフラグシップモデルがCUSTOM(カスタム)だ。多くのプロボーダーも使用していることからその性能は疑う余地がない。

700gという最軽量のウッドコア、反発を持たせるためのカーボンシート、フロストバイトエッジというバーンでの食いつきを向上させるエッジ構造など最高クラスのテクノロジーが凝縮されている。

CUSTOM TWINはフルツインで、足裏のポップ感やコントロール性がダックスタンスにマッチする構造となっている。

フレックスはCUSTOMとほぼ同じで若干グラトリには硬く感じるかもしれない。やや柔らかいものにCUSTOM Flying V、さらに柔らかいものにprocessがある。個人的にはFlying Vが好みである。processはCUSTOMに比べると重さはあるが、扱いやすく且つ安価であるためこれはこれで良いボードである。ただし、CUSTOM X系は硬すぎてグラトリ向きではないため注意してほしい。

まとめるとCUSTOM TWINはCUSTOMのフルツインモデルであり非常に高性能であるためオールラウンドに活躍できるボードである。グラトリに特化したモデルではないため好みによってはFlyingやprocessを選択することも検討したほうがよいだろう。

 

◾️セッティング

Burton特有のThe channelシステムのためビンディングは理想を言えばBurtonのESTが良い。ただ他社のものとも互換性があるためそこまでこだわらなくてもよいとは思う。おすすめはレスポンスの高いもので、cartel、malavita、genesisあたりだ。ブーツはソフトからミドルフレックスのものがよい。

 

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⚫ダックスタンスに合わせたoff-axis squeeze box

 

 


 

 

 

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グラトリにおすすめの板 【2019-2020 BURTON バートン PROCESS プロセス】

グラトリ  ★★★★☆

パーク   ★★★★☆

フリーラン ★★★☆☆

 

言わずと知れたNo1メーカーのバートン。平昌オリンピックで三度目の金のショーンホワイト、銀の平野歩夢、名だたる大会で賞を総なめ、平昌オリンピックのスロープスタイル銅のマーク・マクモリス始めとするプロボーダー陣の層も厚くまさにスノーボード業界の巨人である。

数あるボードの中でグラトリ向けに特におすすめしたいのがプロセスだ。驚くべきはその性能と6万代という価格。コストパフォーマンスが群を抜いて高い板だ。マーク・マクモリスも使用すること自体、プロセスが中途半端な板ではないことを証明している。

板の軽さも進化しており上位モデルカスタムと同じFSC™認証スーパーフライⅡ™ 700gコアを使用している。

板の形状は2種類で、ピュアポップキャンバーフライングVだ。

ピュアポップキャンバーは通常のキャンバーのノーズとテール部にフラットなエリアがあり、オーリー時のタメを作りやすくなっている。また、キックの反りが大きく、速いスピンのきっけを作ることができる。

フライングVはバートン独自のダブルキャンバー形状で、Vロッカー形状+両足元に小さいキャンバーを搭載したもので、個人的に特に気に入っている形状だ。フリーラン・プレスもでき反発・ポップ感も標準以上だ。

カスタム等のハイコストの板と比べると重さはあるものの、遜色のないパフォーマンスを発揮する。バートン特有のestシステム等、抵抗がなければ間違いなくグラトリ向け板としておすすめの板だ。

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■Camber


 

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■Flying V


 

 

 

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グラトリにおすすめの板 【2019-2020 BATALEON バタレオン DISASTERE ディザスター】

グラトリ  ★★★☆☆

パーク   ★★★★★

フリーラン ★☆☆☆☆

 

3Dキャンバーの草分け的ブランドのバタレオン。キャンバーから始まり、ハイブリッドキャンバー、ダブルキャンバー、フラットロッカー、ロッカーと種々あるが、バタレオンはまったく別のアプローチでロッカーの特徴である、エッジが引っ掛かりにくい特性を発案した。それが3Dキャンバーだ。ソールの形状が通常のフラットではなく、外側に行くにつれて浮かびあがるようになっている。最もオーリーの力を引き出せるのはキャンバー形状だ。少しでもキャンバーに近づけるためにロッカーでありながらキャンバーを持たせたダブルキャンバーがあるが、小さいキャンバーでは通常のキャンバーに勝ることはできない。

バタレオンはそのアイディアでエッジコントロールと反発を両立させた。

DISASTEREはソフトフレックスであるため曲げやすく、且つキャンバーのため反発もある。もちろん3Dソールでエッジの引っ掛かりは非常に小さい。引っ掛かりもないためグラトリだけでなくジブは特にやりやすい。

ただしエッジという板をコントロールする部分にかけての形状が通常の板と異なる為慣れるまでに時間がかかる。また、他の板に乗るのにも時間がかかる。1本は通常の板をもちつつ、遊び用に持つのが丁度よい。

くれぐれものめり込まないよう注意してほしい。

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【ランキング】グラトリ向け初心者におすすめの板 安く且つ高性能なおすすめ板 2020-2021

板の値段は高性能なほど当然高くなる。しかし高い板ほでグラトリがやりやすい、というわけではない。高い板の特徴として滑走性能の高いソールの材質を使用していること、カーボンがふんだんに使用されより軽く硬い、などグラトリのやりやすさにはあまり関係ない部分も多い。

手ごろな価格でグラトリに適した板も数多く存在するためそれらを紹介していきたい。

以下のような基準で選んでいるが、これからボードを始める、もしくはグラトリ思考が強めのライダーには特におすすめできる板なので、迷っているならぜひ試してもらいたい。

  • これからグラトリを始めるうえでグラトリのコツが掴みやすく成長を速めてくれる
  • 少なくとも540レベルの技までは対応できる性能をもつ板

 

1位【2020-2021  FNTC エフエヌティーシー  TNT  ティーエヌティー

 グラトリ向け板としてとにかく人気の高いFNTCTNT。レイトプロジェクトの瀧澤憲一が愛用する板で、初心者から上級者まで愛用する性能の高さと、性能と釣り合わない低価格で幅広い層に人気の板だ。とにかく柔らかく、しなりもあるためプレスからオーリーまで幅広いトリックに対応する特に板の曲げ方に慣れていない初心者がコツをつかむのに非常に適した板だ。

特徴は旋回性の高いVロッカー系のダブルキャンバー形状で、ソフトフレックスと相まってかなり板をしならせやすく、キープもしやすい。その上ダブルキャンバーなので足元のキャンバーによる反発と、中央に埋蔵された反発の高いハニカム素材により、反発の必要なトリックにも対応できる。

地形やジブも調子がいいので、これ一本で雪山を十分遊びつくすことが可能だ。グラトリメインなら間違い無くトップクラスにバランスの取れたおすすめの板である。

 

■おすすめセッティング

ビンディングはソフトフレックスを最大限に活かすことを考えると追従性の高いContact Pro(Union)やDSW(Flux)、レスポンスを速めオーリーの高さを求めるならForce(Union)やCartel(Burton)が定番だ。ブーツは柔らかめのEDGE(northwave)、LASHED(thirtytwo)がおすすめだ。

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■2020-2021モデル

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2位【2020-2021 ROME ロームCHEAP TRICK AT チープトリック エーティー】

デザイン性と高い性能で多くのボーダーの心を掴んできたローム

グラトリのメッカである日本をターゲットにした限定モデルがチープトリックATだ。グラトリと相性の良いダブルキャンバーとソフトフレックス、さらに今年からこの価格帯では異例のシンタードソールによってグラトリシーズンの春先でも高い滑走性を維持することができるセッティングとなっている。

ロームのテクノロジーであるシングルカーボンバレルもしっかり搭載されており板のノーズとテールの中央にカーボンの入った膨らみ(バレル)の機能により、トーションは維持しつつ高い反発を得ることができる。アンディーなどのノーズを使った回転系のトリックに対するレスポンスや弾き感はこのしなりやすさからは想像できない感覚を得ることができる。

グラトリユーザーをターゲットに板を最適化しているので機能に無駄がなく低価格でまとめられていることも非常に評価が高い。

グラトリ用板としてはこれ一本でなんでもできるハイパフォーマンスな板である。TNTと値段、性能も拮抗しているため、あとはデザインやブランドイメージも含め最終判断してほしい。

”チープトリックAT”はダブルキャンバー、”チープトリック”はキャンバーであるため注意していただきたい。

 

■おすすめセッティング

ビンディングはノーズテールのシングルカーボンバレルを最大限に活用するためレスポンスの高いForce(Union)やCartel(Burton)がおすすめ。ブーツは柔らかめのEDGE(northwave)やLASHED(thirtytwo)がおすすめだ。 

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●ダブルキャンバー形状

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●カーボンシングルバレル

■2020-2021モデル


 

 

■2019-2020モデル


 

 

 

3位【2020-2021 CAPiTA キャピタ THUNDER STICT サンダースティック  Japan  LIMITED】  

今やスノーボード界の注目を集め続けるCAPiTA。日本のプロボーダーも多く所属している。

サンダースティックはグラトリ大国日本に向けた限定モデルで、グラトリに特化した性能となっている。キャピタの中ではもっとも柔らかくプレス等の低速トリックで特に力を発揮する

形状はハイブリッドキャンバーで、小さめのキャンバーと有効エッジ手前から4cm部分をゼロキャンバーにすることで、オーリーの際のバランスを安定させたり、スピン時の引っ掛かりを低減する効果を持たせつつ、ロッカーほど反発を犠牲にしない性能に落とし込んでいる。

キャピタの中でのフレックスはTHUNDER STICTOUTERSPACE LIVINGDOAの順で硬くなっていく。

板を曲げる感覚をつかむのに非常に適した板であるため、これからグラトリを始めるなら特におすすめだ。グラトリメインで柔らかいボード好きにもおすすめだが、反発を求めるならその上のグレードも視野に入れたい。

■おすすめセッティング

ビンディングはハイブリッドキャンバーの滑走性も活かせるようレスポンスの高いForce(Union)やCartel(Burton)がおすすめ。ブーツはグラトリの動きに追従するよう柔らかめのEDGE(northwave)やLASHED(thirtytwo)がおすすめだ。 

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●ハイブリッドキャンバー形状

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●ハイブリッドキャンバー特徴

 ■2020-2021モデル


 

■2019-2020モデル

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4位【2020-2021 RIDE ライド  KINK  キンク】

ジブ好きには人気のKINKだが、柔らかく且つ反発もそれなりにあるためグラトリの板として十分高い性能を発揮する。中央のキャンバーを小さくし、ノーズ・テールにロッカーを設けたことでひっかりが少なく、バター系のトリックの際に引っ掛かりを低減してくれる。プレス系の技もやりやすく、スライドやスピンにスムーズにもっていける。

スライムウォールと呼ばれるサイドウォールは耐久性が高く、扱いもそれほど気を付ける必要もない。グラトリ初心者の初めての1本にしては十分すぎる性能がある。ノーリー540まではこの板で十分できるはず。長く使いたい、使い倒したいならぜひおすすめ。

■おすすめセッティング

ビンディングはソフトフレックスを活かせる追従性の高いContact Pro(Union)やDS(Flux)がおすすめ。ブーツは柔らかめのEDGE(northwave)などがおすすめだ。 

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5位【2020-2021 ROME ローム ARTIFACT アーティファクト】

ARTIFACTはROMEの板の中で最も柔らかく、グラトリに特化した板の一つだ。オーリーやプレスの感覚をつかむには非常に適している。

特にプレスのしやすいロッカー形状であり、ベストなフレックスと相まってプレスのスタイルが非常に出しやすい。プレスができたことに満足せず、スタイルまでこだわるならこの板がおすすめだ。プレスにおいては頭一つ抜け出せること間違いなしだ。

540以上の高回転を狙うレベルまでくると少し物足りなさを感じるかもしれないが、広く技を覚えていく段階であれば非常にお勧めできる板である。

■おすすめセッティング

ビンディングはソフトフレックスならContact Pro(Union)やDSW(Flux)、滑りやオーリー系に寄せるならレスポンスの高いForce(Union)やCartel(Burton)がおすすめ。対応力の高いボードであるためデザイン含め、ある程度好みで決めてよいだろう。ブーツは柔らかめのEDGE(northwave)などがおすすめだ。

 

■2020-2021モデル


 

 ■2019-2020モデル


 

 

6位【2020-2021BURTON バートン PROCESS FV プロセス フライングブイ】

No1ブランドのバートン。

プロセスはその中でもソフトフレックスで扱いやすく、且つ値段もお手頃のためおススメだ。スロープスタイル銅のマーク・マクモリスも使用することから板の性能は申し分ない。

形状はピュアホップキャンバーフライングVの2種類。ピュアポップキャンバーは反発があり高いオーリーが可能で高回転系の技に適しておりフライングVはロッカー形状を活かしたプレスやつなぎ系の技に適している。バートン独自のフライングVロッカーはグラトリとの相性は非常によい。これからグラトリを始める、もしくは広い技にトライするなら特におすすめだ。

ただし、バートン独自のThe ChannelによりビンディングはバートンのESTを使用する必要があることは注意が必要(アダプターで無理やり他のビンディングを使うことは可能)だ。

 

■おすすめセッティング

Burton特有のThe channelシステムのためビンディングは理想を言えばBurtonのESTが良い。ただ他社のものとも互換性があるためそこまでこだわらなくてもよいとは思う。おすすめはレスポンスの高いもので、cartel、malavita、genesisあたりだ。ブーツはソフトからミドルフレックスのものがよい。

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■2020-2021モデル

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■2019-2020モデル


 

 

 

 

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グラトリにおすすめの板 【2019-2020 RIDE ライド KINK キンク】

グラトリ  ★★★★☆

パーク   ★★★★★

フリーラン ★★★☆☆

 

パーク向けに開発されたKINK。ソフトフレックスに高耐久でパークのアイテムを遊ぶ尽くせるその性能はジバー達の間で人気は高い。

去年、材とベースがバージョンアップし、軽量性と滑走性能が大幅にアップしたことでグラトリでも高い性能を発揮するようになった。

値段も手ごろでパークも入りグラトリも、そして地形も楽しみたい、といったボーダーにはまさにベストな板だ。ノーズ・テールにロッカー形状を取り入れることで、エッジの引っ掛かりを軽減することでジブだけでなくバタートリックもスムーズに行える。

使用した感じではノーリー540レベルの技であれば十分対応可能だ。雪山を遊びつくしたいならぜひ試してほしい。

 

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■2019-2020モデル

 

 

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グラトリにおすすめの板 【2019-2020 RIDE ライド TWINPIG ツインピグ】

グラトリ  ★★★★☆

パーク   ★★★★☆

フリーラン ★★★☆☆

 

RIDEの板の中で最も注目を集めているWARPIGをツインシェイプにし、グラトリ仕様にしたのがTWINPIGだ。

WARPIGはパウダー、パーク、キッカーまで幅広い分野においてメインボードで使われるほどオールラウンドに高い性能を発揮し、発売後すぐに人気となった板である。

WARPIGのコンセプトである太いウエストと長い有効エッジ、小回りの効くサイドカーブはそのままに、ツインシェイプに変更し、ソフトフレックスにすることでグラトリ向けの板に生まれ変わった。

形状をロッカーから弱いキャンバー形状にすることで反発を増した。板に硬さを出していたカーボンはTWINPIGには入っていない。そのため価格がWARPIGより1万以上安くなっている。

話題性も高く且つオールラウンドに使用でき、価格のバランスもよい。メインボードにもサブボードにもおススメできる今年の一押しの板の1つだ。


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