【スノーボート】グラトリのすすめ ~おすすめの板・ビンディング・ブーツ~

グラトリ好きに向けた板の紹介。ボードの進化は目覚ましく、デザインだけで決めてしまうのはもったいない。本ブログでは特に板の性能が影響するグラトリ向けに、ボード・ビンディング・ブーツの特徴や最適な組合せを気ままに紹介する。

【ランキング】グラトリ中級上級者におすすめの板 ランキング

ここまでは運動神経だけで習得できる技が多かった。
中級・上級では板と体をうまくコントロールする、ボードの経験なくしては習得が難しい技ばかりだ。ここまで到達するにはかなりの練習が必要だし途中退場していくボーダーは数知れない。そのため自分にあった板を選べるかどうかはこのハードルを超えるためには非常に重要ななのだ。

高度なコンボ技には必要な、板の力をキープする技術、体の加重コントロール
バランス感覚が要求されるが、板が硬くなるほど精密な技術が必要である。
しかし、高回転の技には反発も必要だ。そのためフレックスの選択を誤るとかなりの遠回りを強いられる。グラトリに調度良いミドルフレックスの板を種々の情報を元にしっかり選んでほしい。

また、上級のプレス系の技はどれも雪面ギリギリでボードを回転させるため逆エッジのリスクが非常に高くなる。私自身も雪面の状態によっては未だに逆エッジで吹っ飛ぶことがある。
そのリスクを低減し、技を習得するまで手助けしてくれるのがロッカー形状の板たちだ。

以上からミドルフレックスのロッカー形状が中級・上級者にとってはグラトリにおすすめな板だ。

 

1位【2015-2016 011Artistic ゼロワンワンアーティスティック FLAT SPIN LIMITED フラットスピンリミテッド】

あらゆる技にメリットを持つまさにグラトリのために開発された反則とも言える板だ。
ダブルキャンバーでプレスのスタイルをより出しやすく、プレススピンの引っ掛かりをなくしてくれる。
フレックスはミドルフレックスで、ほどよいしなりと反発を感じることができる。
グラトリメインでいくなら最高の板となるだろう。

 

2位【2015-2016 Burton バートン ANTLER FV アントラー フライングブイ】

No.1ブランドのBurtonが今期リリースした板のなかで特に評価が高かったのがこの
Antlerだ。試乗会で悪い評価をつけたライダーはほとんどいなかったほどの完成度でシーズン後半では入手困難になる可能性もある。
今年はBurtonのトップモデルであるCustomが20週年を迎え、大幅なバージョンアップが行われ話題となっている。
AntlerはそのCustomと同じコアで、去年より大幅に性能UP&軽量化した。
FV(フライングブイ)形状はバートンの提案するダブルキャンバー。ミドルフレックスでフリーランもグラトリも一つ先のレベルに押し上げてくれるに違いない。

 

3位【2015-2016 Moss モス TOTOBLACK トトブラック(ソフトフレックス)】

グラトリの神様、長谷川健太使用のTOTOBLACK。
ぐにゃんぐにゃん曲げながら裏面の”PLAYBLACK”を魅せつける。
この板を調べるために”PLAYBLACK”というワードを検索した人も多いのではなかろうか。柔軟性と程よい反発を兼ね備えた、グラトリのプロも認める高性能なキャンバー ボードである。

 

4位【2014-2015 NOVEMBER ノベンバー THE ROCK ザロック】

ノベンバーの中でも特に評価の高いARTISTEをロッカー形状にしたモデル。
ARTISTEの滑走時における高いコントロール性、キッカーでの安定性等といった優秀な部分をそのままロッカー形状に収めた非常に人気のあるモデル。
形状はダブルキャンバーで、フレックスは柔らかめ。グラトリ向きの板だ。
板の中心は柔らかく、楽にしならせることが可能、且つノーズ・テールが持ち上がる形状のためプレスでのスタイルも出やすい。
なかなか手に入らないのが唯一の欠点か。

 

5位【2015-2016 011Artistic ゼロワンワンアーティスティック XFLY SPIN エックスフライ スピン】

011の新テクノロジーが搭載されたグラトリにおいて最先端を行く新しい板。
試乗での評判も非常によく011の新しい看板となり得る期待の新入りだ。
フライの名の通り、とにかく軽い。ウッドコアにフォームコアと呼ばれる軽量素材が使用されているためだ。
ダブルキャンバーでミドルフレックス。壁にぶつかった時、きっかけを与えてくれる頼もしい板だ。

 

 

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